やりたいこと

現場でスキャン・記録したい

ワークスペースを作って、バーコード・QR コードのスキャンと記録項目の入力を行い、 サーバーに保存するまでの基本フローを説明します。 棚卸し・検品・点検など、Nextap で最も使われる「採取 (Collector) 系」操作の出発点です。

始める前に

以下のセットアップが済んでいることを前提に説明します。

  • 管理者の 初期設定 が完了している
  • 採取系の作業メニュー (記録項目を含む) が 1 つ以上登録されている
  • 端末 (Android または Windows) が登録され、ログイン済みである
  • (任意) バーコードスキャナが接続済み — 内蔵カメラ・HID・Bluetooth いずれでも可

こんなときに使う

入出荷検品・棚卸し

入荷した商品やロット番号をスキャンし、数量・状態を記録する。

機材・備品の点検

資産タグの QR コードを読み取り、点検結果・点検日を記録する。

工程実績の収集

シリアル番号・作業者・良否を採取し、生産履歴を残す。

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作業メニューを選ぶ

端末のダッシュボードから「採取」 (Collector) を開き、対象となる作業メニューを選択します。 メニューには、その作業で記録する項目 (記録項目) と、必要に応じて照合リストの紐付けがあらかじめ定義されています。

端末ダッシュボード — オンライン + 業務メニュータイル
①端末ダッシュボード — 業務メニュータイル (コレクタ / 照合 / 設定 など)
採取メニュー一覧
②採取メニュー一覧 — 設定済みのコレクタ業務が並ぶ
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ワークスペースを作成 / 参加する

メニューを選ぶと、進行中のワークスペース一覧が表示されます。 既存のワークスペースに参加するか、新規に作成して開始します。

新規ワークスペースを作成

「新規作成」を押し、わかりやすい名前 (例: 6/4 入荷分・A 棚) を付けて開始します。

既存のワークスペースに参加

他の端末が作成済みのワークスペースをリストから選んで参加します。複数端末で同時作業できます。

ワークスペース選択画面 — 参加中 WS と新規作成ボタン
ワークスペース選択 — 参加中 WS 一覧と新規作成

複数端末での同時作業について

同じワークスペースに複数の端末が参加すると、保存されたレコードは即座に他端末にも反映されます。 重複したスキャンを検出する機能もあります。詳細は 「チームで分担作業したい」 をご覧ください。

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スキャンする

ワークスペース画面を開いた状態でバーコード・QR コードを読み取ります。 読み取り方法は端末の「設定」 → 「読み取り方法」であらかじめ選択しておきます。

HID (有線・無線スキャナ)

USB / Bluetooth で接続したバーコードスキャナを使う方式です。スキャナを向けてトリガを引くだけで読み取りが完了します。

Bluetooth スキャナも、OS が HID キーボードとして認識するため設定は HID のままで動作します。

手入力

スキャナが使えない環境 (バーコードがない、紙面の数値を入力するなど) で、ソフトウェアキーボードから直接入力します。

スマートフォン搭載のカメラスキャナアプリ・OCR アプリの結果を貼り付けて使うこともできます。

読み取り確定方法

HID スキャナの場合、読み取り完了をどう検知するかを以下から選びます。スキャナ側の設定とあわせる必要があります。

確定方法 挙動 推奨される場面
改行コード Enter キー (改行) が押されたところで 1 件として確定します。スキャナの出力末尾に CR / LF を付ける設定にしておきます。 一般的なバーコードスキャナの既定挙動。最も確実です。
デバウンス 最後のキー入力から設定した時間 (既定 300 ms) が経過したら確定します。終端文字 (Enter) が無いスキャナでも動作します。 終端文字を出さないスキャナ・カメラスキャナアプリの貼り付けと併用するとき。
端末設定 — 読み取り方法・読み取り確定方法のセレクタ
設定 — 読み取り方法 / 読み取り確定方法の選択値

読み取りが反応しないときは

スキャン入力欄にフォーカスが当たっていないと読み取れません。 画面のどこかを一度タップしてから再度トリガを引いてください。Android では、別画面に遷移した直後は自動でフォーカスが戻ります。

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記録項目を入力する

作業メニューに記録項目 (カスタムフィールド) や参照項目が定義されている場合、スキャン直後に入力オーバーレイが表示されます。項目の種別に応じた UI で入力します。 記録項目が未定義のメニューでは、スキャンと同時にレコードが自動保存され、このオーバーレイは表示されません。

種別 UI 用途例
テキストテキスト入力コメント、備考
数値数値キーボード数量、重量
日付日付ピッカー賞味期限、入荷日
時刻時刻ピッカー作業開始時刻
真偽トグル良否、確認済みフラグ
選択肢ドロップダウン作業者名、ロケーション
作業セッション — スキャン直後に開く記録項目入力オーバーレイ。テキスト・数値などの入力欄が並び、「キャンセル」「確定」ボタンで操作
作業セッション — 記録項目入力オーバーレイ (CustomFieldsOverlay)

記録項目の定義はどこで?

記録項目 (種別・必須・既定値・選択肢) は、管理サイトの作業メニュー編集画面で定義します。詳細は 「作業メニュー・カスタムフィールド」 をご覧ください。

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写真・動画を添付する (任意)

レコードに写真や動画を添付できます。撮影した写真・動画はサーバーに即座にアップロードされ、管理サイトから閲覧できます。 同じレコードに複数のファイルを追加することもできます。

作業セッション — レコード行右端の ⋮ をタップして開く ActionSheet。添付ファイルを確認 / 写真を撮影 / 動画を撮影 / ファイルを選択 / 削除 のメニュー項目
作業セッション — レコード ⋮ → ActionSheet (添付方法選択)
  • レコード行右端の ⋮ をタップすると ActionSheet が開き、「写真を撮影」「動画を撮影」「ファイルを選択」から選べます
  • 「写真/動画を撮影」を選ぶと OS のネイティブカメラアプリが起動します
  • 撮影後はアプリに戻り、「撮り直し」「続けて撮影」「完了」を選択して確定します
  • 添付ファイルの確認・削除は ActionSheet の「添付ファイルを確認」項目から行います
  • メニュー側で添付タイプ (写真/動画) があらかじめ指定されている場合、レコード保存後に自動でカメラが起動します

添付ファイル容量の上限

1 ファイルあたりの上限と、組織全体のストレージ容量はプランによって異なります (Free: 5 MB / 100 MB, Pro: 15 MB / 1 GB, Enterprise: 30 MB / 10 GB)。 詳細は プラン別制限値一覧 をご確認ください。

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保存して次のレコードへ

記録項目の入力オーバーレイが表示されている場合は、入力後「確定」を押すとレコードが保存されます。 入力オーバーレイがないメニュー (記録項目未定義) では、スキャンと同時にレコードが自動保存されます。 保存と同時に以下が発生します。

  • レコードがサーバーに送信され、管理サイトおよび同じワークスペースに参加中の他端末に即座に反映される
  • 添付ファイルがある場合、画像・動画がサーバーに送信される
  • 入力オーバーレイが閉じ、レコード一覧の先頭に新しいレコードが追加され、次のスキャンを待機する状態に戻る

作業を終えるには

一旦中断する場合は左上の戻るボタンでワークスペース選択画面に戻ります。ワークスペースは進行中のまま残り、他の端末からも参加できます。 完全に作業を終える場合は、管理サイトのワークスペース管理から「完了」状態にします。完了したワークスペースは集計・エクスポートの対象になります。

管理サイトで記録を確認する

管理サイトの「ワークスペース」ページから、進行中のワークスペースを開いてレコードと添付ファイルを確認できます。 完了したワークスペースは別タブから閲覧でき、CSV + 添付の一括 ZIP ダウンロードにも対応しています。

ワークスペース詳細 — レコード一覧と添付サムネ
管理サイト — ワークスペース詳細のレコード一覧と添付サムネ

よくあるトラブル

スキャナのトリガを引いても反応しない
読み取り入力欄にフォーカスが当たっていない可能性があります。画面のどこかを 1 度タップしてから再度トリガを引いてください。 別アプリに切り替わった直後やソフトウェアキーボード表示中に発生しやすい現象です。
1 回のスキャンで 2 件保存されてしまう
スキャナ側で終端文字が CR + LF の両方を送出している、もしくは 1 回のトリガで複数回送信する設定になっている可能性があります。 読み取り確定方法を「デバウンス」に切り替えるか、スキャナ側の設定を見直してください。
保存ボタンを押してもサーバーに反映されない
端末がオフラインまたは認証切れの可能性があります。ダッシュボード右上のステータスがオンラインになっているか、再ログインが必要でないかを確認してください。 ネットワーク復帰後に手動でやり直す必要がある場合があります。
「日次保存件数の上限に達しました」と表示される
プラン別の 1 日あたり保存件数 (Free: 100 件 / Pro: 2,000 件 / Enterprise: 10,000 件〜) に達しています。 日付が変わるまで待機するか、プランの昇格を検討してください。
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